マネージャーへのサポート体制に関する実態調査
株株式会社Smart相談室は、マネージャーに対するサポート体制に関する実態調査を実施し、2024年8月28日に結果を公開した。
部下を3人以上持つマネージャーの会社員540名の回答をまとめたもので、約6割がマネジメント層へのサポート体制に「十分でない」と回答している。
マネジメントに関する悩み・課題が「ある」7割以上
マネジメント業務に関する悩み・課題が「非常に/ややある」と回答した人は合わせて75.7%だ。
悩み・課題の内容は「人により仕事量の偏りが出てしまう」51.1%、「指示が伝わりづらい」50.1%、「チームの生産性が向上しない」41.8%などが多い。
部下とのコミュニケーションにおける課題・悩みについては、部下のスキルアップ支援に関する悩みをはじめ、自由回答の中にはパワハラを意識してコミュニケーションを躊躇する回答もうかがえた。
悩みが相談できず「離職を検討」した人は半数以上
勤め先で、マネジメント業務に関する悩みを相談できているか聞いたところ「全く/あまりできてない」との回答は50.6%。マネジメント層へのサポートが「全く/あまりできていない」の回答も59.4%と6割に近い。
忙しさやマネジメントの悩みを相談できないことが原因で「離職を検討したことがある」人は51.7%だ。
あったら嬉しいサポートは「マネジメントに関するコーチング」35.6%が最も多く、次いで部下の業務スキルのトレーニング支援、悩みを相談できる場所・機会の創出などがあげられている。
(画像はプレスリリースより)

株株式会社Smart相談室のプレスリリース
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