データを用いた人事施策の立案/実行を支援
KPMGコンサルティング株式会社は、2024年7月30日、『戦略的人事データ活用アドバイザリーサービス』の提供を開始したと発表した。
同社は、KPMGインターナショナルのメンバーファームとしてコンサルティングサービスを多様な業域で提供している企業。今回提供が開始された新サービスは、同社の『デジタルHRアドバイザリーサービス』を強化すべく開発されており、データを用いた人事施策の立案/実行を支援するものとなっている。
付加価値を求められるようになった人事部門
近年、企業を取り巻く環境は激変しており、人事部門もまた従来の人事機能を越えた付加価値の提供を求められている。この動きのなかで、人事/組織マネジメントの領域におけるデータ活用の必要性も広く認識されるようになった。しかし、今でも人事データは紙やテキストデータといった非構造化データが多く、データ活用に苦慮している企業も少なくない。
こうした状況に対応すべく、『戦略的人事データ活用アドバイザリーサービス』は開発された。同サービスでは、人事業務の効率化/高度化に向けた構想の策定や、独自のアナリティクスリソースを利用したデータ分析などを実施。また、分析から得たインサイトに基づく形で、人事施策の立案/実行までを支援する。
高度なインサイト導出のための支援を提供
同社はこれまでも、データマネジメントとデジタル人材開発、そして人事業務の効率化/高度化という3つの観点から企業のデジタルHR戦略を支援してきた経緯を持つ。そのためのサービスとして『デジタルHRアドバイザリーサービス』も提供してきた。
同社は今後、『戦略的人事データ活用アドバイザリーサービス』によって『デジタルHRアドバイザリーサービス』を強化し、人事領域における高度なインサイト導出のための支援を提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)

戦略的人事データ活用アドバイザリーサービスの提供を開始 - KPMGコンサルティング株式会社
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