配属に対する考え方なども明らかに
株式会社マイナビは、同社運営の総合転職情報サイト『マイナビ転職』にて「新入社員の意識調査(2024)」を実施し、その結果概要を2024年8月21日に発表した。
同調査は、新入社員の給与実態や配属に対する考え方などを明らかにすべく行われたもの。同年6月に実施され、新卒入社した800名(22歳~23歳の男性400名/女性400名)から有効回答を得ている。
平均月収は22.2万円
発表された結果概要によると、2024年の新卒社員の平均月収は22.2万円であることがわかった。給与の満足度と金額との関係についても調べており、「満足」と回答した人の平均額は22.9万円、「不満」と回答した人は20.5万円であることが判明。また、「今の会社に勤め続けたら5年後に年収が上がっている」と回答した人は全体の42.6%に留まった。
勤続意向年数については、「3年以内」という回答が全体の25.9%を占めて最多となった。また、「3年以内」「4~5年ぐらい」「6~10年ぐらい」を合計すると、54.9%に到達。新入社員の半数以上は、10年以内の退職を考えていることが明らかになっている。
「配属ガチャに外れた」と回答した人は11.1%
いわゆる「配属ガチャ」に関する質問も、同調査では行っている。結果、勤務地/配属先が共に希望通りという人は全体の59.9%に留まることが判明。その一方で、明確に「配属ガチャに外れた」と回答した人は11.1%に留まり、多くの新入社員は希望と異なる場所を受け入れて仕事に取り組んでいることがわかった。
(画像はプレスリリースより)

マイナビ転職、「新入社員の意識調査(2024)」を発表 - 株式会社マイナビ
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