どんな給与体系に魅力を感じるか
株式会社学情は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象にリクルーティングに関する調査を実施。「給与体系」についての結果を2024年7月22日に発表した。個人の成果に応じた給与体系に魅力を感じる学生は約7割ということが明らかとなった。
個人の成果に応じた給与体系・約7割
同調査は、ダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2026」訪問者707名の回答をまとめている。
終身雇用という概念に変化があり、働き手が自らキャリアを形成するため離職・転職も増加する傾向にあることから、学生が給与体系をどのように考えているかを調べたものだ。
「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」に「魅力を感じる」と回答した学生は25.3%、「やや魅力を感じる」43.0%を合わせると68.3%になる。成果が給与に反映されるほうがモチベーションが上がる、成長を明確化できるといった前向きな回答が多い。
成果型VS年功序列
「個人の成果に応じて給与が決まる給与体系」と「年功序列型の給与体系」のどちらに魅力を感じるか聞いたところ「個人の成果/どちらかといえば個人の成果」と答えた学生は61.7%だ。年功序列を選んだ学生は20.4%であった。
成果が給与に反映されないと、正当に評価されていないと感じる、社員の能力が発揮できないといった回答のほか、転職が当たり前の時代のため成果を重視するべき、社会全体の生産性が向上するなどの回答も得られた。
(画像はプレスリリースより)

株式会社学情のプレスリリース
https://service.gakujo.ne.jp/